
家に居ても注意が必要
侵入窃盗手口別認知件数は、留守の時に侵入する「空き巣」がもっとも多いのですが、深夜居住者が寝静まった時を狙って侵入する「忍び込み」や昼間に居住者がいる中、隙を狙って侵入する「居空き」も多く、家に居ても注意が必要です。


侵入盗犯は、窓から入る
侵入経路はというと、戸建て住宅の約60%が窓から。
その中で最も多いのが直接庭に出入りできる「1階居室の窓」からの侵入です。
侵入口は次に表出入口その他出入口の順で多く、窓以外でも玄関ドアなど開口部に関して、注意が必要です。2階建て以上の戸建て住宅の90%が1階から侵入されているという報告もあります。

侵入盗犯は、5分であきらめる
侵入に時間がかかればかかるほど、用心深い侵入盗犯は犯行をあきらめます。
侵入をあきらめる時間で、最も多いのが2~5分。
つまり5分以上要すると、侵入をあきらめる確率が高いのです。

防犯フィルムで窓からの侵入を防ぐ
窓に防犯フィルムを貼ることで、ガラス割りによる侵入の時間を稼いであきらめさせることが出来ます。
「窓ガラス用フィルム施工技士」という国家資格を持った人が施工することにより「CPマーク※」の認定を受けた安心安全な防犯フィルムとなります。
※「CPマーク」とは、 警察庁、国土交通省、経済産業省と建物部品関連団体で構成する「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」により防犯性能試験に合格し、防犯性能の高い建物部品目録に掲載された製品のみに使用が認められています。
日本ウィンドウ・フィルム工業会規定
「防犯フィルムとは、フィルムの厚みが350㎛以上で、日本ウインドウ・フィルム工業会が指定する接着剤を使用し、防犯フィルム施工技能者(国家検定技能士)が厚み5㎜以上のフロートガラス及び3㎜厚複層ガラスに施工するものである。3㎜厚複層ガラスに施工できる製品は、該当する性能評価試験に合格したものに限られる。
